月別アーカイブ: 2026年9月

よりそいのよもやま話~ “段取り8割”は本当?~

合同会社よりそいの更新担当の中西です!

“段取り8割”は本当?訪問介護だからこそ準備が大切な理由

「仕事は段取り8割」という言葉があります。

実際の仕事よりも、その前の準備によって結果が大きく変わるという考え方です。

訪問介護では、利用者様と接している時間が最も大切なのはもちろんですが、その時間をより良いものにするためには、訪問前の段取りが欠かせません。

必要な情報を確認する。

移動時間を確認する。

サービス内容を把握する。

持ち物を準備する。

前回の記録を確認する。

こうした準備ができているだけで、訪問時の安心感は大きく変わります。

今回は、訪問介護における「段取り」の大切さについてご紹介します。

★まずは今日の予定を把握する

複数の利用者様を訪問する日は、まず一日の予定を確認することが重要です。

何時にどの利用者様を訪問するのか。

訪問場所はどこか。

どのようなサービスを行うのか。

移動にはどのくらい時間がかかるのか。

一日の流れを把握しておくことで、気持ちにも余裕が生まれます。

特に訪問先が離れている場合や交通状況の影響を受けやすい場所では、少し余裕を持って移動時間を考える必要があります。

「次の訪問に遅れそう」

となると、どうしても焦りが出ます。

段取りを整えることで、利用者様の前では落ち着いて対応できるようになります。

✅サービス内容を事前に確認する

利用者様ごとに、介護計画に基づいたサービス内容があります。

そのため、訪問する前に、

✓ 今日行う支援

✓ 注意するポイント

✓ 利用者様の現在の状態

✓ 前回からの変更事項

を確認しておくことが大切です。

訪問してから、

「今日は何をするんだっけ?」

では、利用者様も不安に感じてしまいます。

サービス内容を頭に入れた状態で訪問すれば、スムーズに支援を始めることができます。

☎前回の記録や申し送りを確認する

利用者様の状況は毎日まったく同じとは限りません。

昨日は元気だった方が、今日は少し体調を崩していることもあります。

前回のスタッフから、

「食事量が少なかった」

「少し足が痛そうだった」

「ご家族から相談があった」

という情報が入っている場合もあります。

こうした申し送りを事前に確認しているかどうかで、訪問時の視点が変わります。

例えば、前回「足が痛い」という情報があれば、

「今日は足の具合どうですか?」

と自然に確認できます。

利用者様からしても、

「ちゃんと情報を共有してくれている」

という安心感につながります。

★必要なものを準備する

訪問介護では、事業所や仕事内容によって必要な持ち物があります。

記録に必要なもの。

衛生管理に必要なもの。

連絡用の携帯電話。

身分を確認できるもの。

雨の日の移動用品など。

訪問先に着いてから、

「必要なものを忘れた」

となれば、仕事がスムーズに進みません。

そのため、出発前に持ち物を確認する習慣をつけることが大切です。

毎日使うものについては、置き場所を決めておくと忘れ物防止にもなります。

⚠“もしも”を考えておく

訪問介護では、予定通りに進まないこともあります。

訪問したら利用者様の体調が悪かった。

いつもできていることができない。

急にご家族から相談を受けた。

移動中に交通事情で遅れそうになる。

さまざまなケースが考えられます。

すべてを事前に予測することはできません。

しかし、

「こういう場合は誰に連絡するのか」

「判断に迷ったらどうするのか」

を理解しておくことで、落ち着いて対応できます。

一人で抱え込まず、必要に応じてサービス提供責任者や事業所へ相談することも大切です。

☺利用者様との会話も段取りの一つ

介護というと、身体介護や生活援助などの作業に注目しがちです。

しかし、訪問介護では利用者様とのコミュニケーションも大切です。

訪問したらまず挨拶をする。

今日の体調を確認する。

これから何を行うか伝える。

支援が終わったら確認する。

こうした流れがあることで、利用者様も安心してサービスを受けることができます。

いきなり作業を始めるのではなく、

「今日はいつものお掃除から始めますね」

など、一言伝えるだけでも印象は変わります。

⚖効率だけを優先しない

「段取り」という言葉を聞くと、とにかく早く仕事を終わらせることだと思われるかもしれません。

しかし、訪問介護ではスピードだけを求めるべきではありません。

効率を考えることは大切です。

ただし、利用者様のペースを無視して急がせることは避ける必要があります。

例えば移動介助でも、スタッフが急げば早く終わるかもしれません。

しかし、利用者様にとってはゆっくり動いた方が安全な場合があります。

段取りとは、「急ぐこと」ではありません。

必要な時間を確保しながら、安全に支援できるよう準備することです。

➡新人ほど“次”を考えると仕事がしやすくなる

新人の頃は、一つひとつの支援を覚えることで精一杯です。

しかし、少し仕事に慣れてきたら、

「次は何をするのか」

を考える習慣をつけると、仕事がスムーズになります。

例えば、

掃除を始める前に必要なものを準備する。

食事の支援を行う前に利用者様の状態を確認する。

訪問終了前に記録する内容を整理する。

次の訪問先までの移動時間を確認する。

こうした「一歩先」を考えられるようになると、慌てることが減っていきます。

☔移動まで含めて段取りする

訪問介護ならではの特徴が、利用者様のご自宅まで移動することです。

事業所内だけで完結する仕事ではありません。

雨。

渋滞。

道路工事。

自転車のトラブル。

こうしたことも考える必要があります。

特に天候が悪い日は、通常より少し早めに移動を始めるなどの工夫も大切です。

利用者様に約束した時間を守るためには、移動も含めて仕事だと考える必要があります。

⭐訪問介護でも“段取り8割”は大切

訪問介護では、人と人との関わりが何より重要です。

だからこそ、その大切な時間を落ち着いて過ごすために準備が必要です。

予定を確認する。

記録を確認する。

サービス内容を確認する。

持ち物を準備する。

移動時間を考える。

体調変化があった場合の対応を確認する。

こうした段取りができていれば、利用者様の前で慌てることが少なくなります。

余裕が生まれれば、その分利用者様の表情や体調の変化にも気づきやすくなります。

訪問介護における段取りは、仕事を早くするためだけのものではありません。

利用者様に安心していただき、安全で丁寧なサービスを提供するための大切な準備です。

私たちも、一つひとつの訪問を大切にするために、日頃から準備と情報共有を心掛けています。

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よりそいのよもやま話~ 差がつく“仕事の整え方”~

合同会社よりそいの更新担当の中西です!

差がつく“仕事の整え方” 訪問介護で大切にしたい毎日の基本

訪問介護の仕事は、利用者様のご自宅へ伺い、その方らしい生活を支える大切な仕事です。

食事や掃除、買い物などの生活援助、排泄や入浴、移動などの身体介護を行う中で、専門的な知識や技術はもちろん必要です。

しかし、実際の現場では、それだけで仕事の質が決まるわけではありません。

訪問前の準備を整える。

持ち物を整える。

情報を整える。

時間を整える。

そして、自分自身の気持ちを整える。

こうした「仕事の整え方」が、利用者様に安心していただけるサービスにつながっていきます。

今回は、訪問介護における「仕事を整えること」の大切さについて考えてみます。

★訪問前に情報を整える

訪問介護では、利用者様一人ひとりによって必要な支援内容が異なります。

同じ「掃除」の支援であっても、どこまで行うのか、どの場所を重点的に行うのかはそれぞれ違います。

身体介護についても、

✓ 移動方法

✓ 食事の状況

✓ 排泄介助の方法

✓ 注意するポイント

など、個別に確認する必要があります。

そのため、訪問前にはサービス内容や申し送り事項を確認しておくことが大切です。

「前回と同じだろう」と思い込んで訪問すると、大切な変更点を見落とす可能性があります。

利用者様の状態は日々変化することがあります。

だからこそ、その日の訪問に必要な情報を事前に整理することが重要です。

☎申し送りを整える

訪問介護では、一人の利用者様を複数のスタッフが担当することもあります。

その場合、情報共有が非常に重要になります。

例えば、

「最近食事量が少なくなっている」

「歩くときに少しふらつきがある」

「いつもより元気がない」

こうした小さな変化も、次に訪問するスタッフにとって大切な情報です。

一人だけが気づいていても、共有されなければ次の支援につながりません。

記録や連絡を丁寧に行うことは、利用者様の安全を守ることにもつながります。

➡ 良いサービスは、良い情報共有から始まります。

★時間を整えることも大切

訪問介護では、決められた時間に利用者様のご自宅へ伺います。

一日に複数件を訪問するスタッフも多いため、時間管理は重要です。

訪問先までの移動時間。

交通状況。

必要な持ち物。

前の訪問から次の訪問までの時間。

こうしたことを事前に確認しておくことで、余裕を持って行動できます。

ギリギリに到着すると、どうしても気持ちが焦ってしまいます。

焦った状態では、利用者様との会話にも余裕がなくなることがあります。

少し余裕を持って行動することが、落ち着いたサービスにつながります。

☺自分の気持ちを整えてから訪問する

訪問介護では、利用者様とのコミュニケーションも大切な仕事です。

スタッフにも、忙しい日や疲れている日はあります。

しかし、その気持ちをそのまま利用者様のご自宅へ持ち込んでしまうと、表情や声に出てしまうことがあります。

玄関に入る前に一度気持ちを切り替える。

笑顔で挨拶する。

利用者様の話を落ち着いて聞く。

このような小さなことも大切です。

利用者様にとっては、その日の訪問を楽しみに待ってくださっている場合もあります。

だからこそ、サービスを始める前に自分自身の気持ちを整えることもプロとして必要です。

⚠“いつもと違う”に気づける余裕をつくる

訪問介護では、決められた支援をこなすことだけが仕事ではありません。

利用者様の小さな変化に気づくことも重要です。

「今日は少し顔色が違う」

「いつもより口数が少ない」

「歩くスピードが遅い」

「部屋の様子がいつもと違う」

こうした変化に気づくためには、スタッフ自身に心の余裕が必要です。

仕事に追われていると、どうしても目の前の作業だけに集中してしまいます。

仕事を整えることは、単に効率を上げるためではありません。

利用者様の変化を見る余裕をつくるためにも大切なのです。

✅記録を整える

訪問が終わった後には、サービス内容や利用者様の様子を記録します。

記録は、ただ「仕事をした証拠」として残すものではありません。

次に訪問するスタッフやサービス提供責任者などが、利用者様の状況を把握するための大切な情報です。

そのため、

「特に変わりなし」

だけで終わるのではなく、必要な変化があれば具体的に記録します。

いつ。

どんな様子だったか。

どのような対応をしたか。

必要に応じて誰に報告したか。

分かりやすい記録を残すことで、支援の質を保ちやすくなります。

⚖利用者様との距離感を整える

訪問介護は、利用者様の生活空間に入って支援する仕事です。

そのため、適切な距離感を保つことも重要です。

親しみやすさは大切です。

しかし、何でもしてあげればいいというわけではありません。

利用者様が自分でできることまでスタッフがすべて行ってしまうと、本来持っている力を使う機会を減らしてしまうことがあります。

「できることはご自身で」

「難しい部分をお手伝いする」

という考え方も大切です。

支援しすぎないことも、利用者様の生活を支えるために必要な場合があります。

☔天候に合わせた準備も忘れずに

訪問介護では、自転車や車、徒歩などで移動することがあります。

雨の日。

真夏の暑い日。

冬の寒い日。

天候によって移動条件は大きく変わります。

雨の日には移動時間を多めに考える。

暑い日は自分自身の水分補給も意識する。

寒い日は道路状況に注意する。

スタッフ自身が安全に訪問できなければ、良いサービスは提供できません。

自分の体調や移動環境を整えることも大切な仕事です。

⭐小さな“整え”が信頼につながる

訪問介護の仕事では、特別なことだけが評価されるわけではありません。

時間を守る。

笑顔で挨拶する。

必要な情報を確認する。

利用者様の変化に気づく。

きちんと記録を残す。

次のスタッフへ共有する。

こうした基本を丁寧に続けることが、利用者様やご家族からの信頼につながります。

私たちも、一回一回の訪問を大切にしながら、安心して生活を任せていただけるサービスを目指しています。

良い介護は、良い準備と日々の小さな心配りから。

これからも「仕事を整えること」を大切にしていきたいと思います。

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